各務原にんじん 黒ボクで生産
各務原にんじんの収穫が最盛期を迎えています。 今年は好天が続いて生育が早く、例年より10日ほど前倒しのピークとなりました。 7月上旬までに計1900トンの出荷が見込まれています。 御嶽山の火山灰を含み、水はけの良い「黒ボク」と呼ばれる土で生産されています。 にんじん作りに適し、ベータカロテンが豊富なため、はっきりとしただいだい色になります。 各務原市園芸振興会にんじん部会の農家は65戸。 会長の薫田雅之さんによると、今年は比較的大きめのサイズが多いということです。 一方で成長が進みすぎるとニンジンが割れ、商品にならなくなる恐れもあります。 収穫を急ぐ薫田雅之さんは「各務原にんじんがバテるのが先か、人間がバテるのが先か。休みなしで収穫します」と太陽が照り付ける中話してくれました。 各務原にんじんは、鮮やかな色と甘みが特徴の各務原市の特産品です。