長崎の永遠のアイドル、響ローラさん死去。
響ローラ 響ローラ(ひびき・ローラ、本名立石昌明、たていしまさあき)さんが1月6日午前11時23分、前立腺がんのため長崎市内の自宅で死去されました。 響ローラさんは、歌手の西城秀樹さんに憧れて14歳の時に全国新人オーディションで西城秀樹さんの「傷だらけのローラ」を歌って応募者4万5千人の頂点に立ちました。 19歳でメジャーデビュー。 超売れっ子になりましたが、やがてアイドルとしての活動に違和感を抱いて、24歳で芸能界をいったん去りました。 26歳の時に長崎に移住しました。 地元放送局のレポーターなどを経て、「傷だらけのローラ」をヒントにした芸名で芸能活動を再開しました。 約30年間、「歌で人を笑顔にしたい」をモットーに、自身が経営するショーレストラン「ローラパラダイス」などで西城秀樹さんのヒット曲を中心に熱唱されていました。 情熱的でパワフルなステージで観客を楽しませていました。 イベントや地元ラジオなどにも出演し、長崎を愛し、温かい人柄で慕われていました。 響ローラさんは数年前にがんが判明し、闘病生活を送りながら昨年5月にはライブ活動を再開していました。 闘病中に響ローラさんは「何よりも僕の幸せっていうのはやっぱりみんなが笑顔になってくれることなんですよ。それが一番の僕の幸せ」と話していました。 響ローラさんは「長崎の永遠のアイドル」として多くのファンに愛されていました。