コイが泳ぐハス池の飾り付け、荻野製畳工場
荻野製畳工場が、店頭にコイが泳ぐハス池をイメージした飾り付けをしています。
以前は畳製造に使っていた場所で、ガラス戸越しに道行く車や人に涼を届けています。
荻野製畳工場社長の母、宮入一枝さんが15年ほど前から、月ごとに年中行事にちなんで飾り付けています。
6月は梅雨、8月7月までは七夕が題材で、その後は涼を求めて池のコイにしました。
2畳分の置き畳の上に薄い青緑の布を敷いて池に見立て、コイや亀の飾り物、ハスの造花を飾り付けました。
長さが50センチほどあるニシキゴイの陶製の飾り物は二つあります。
宮入さんの亡き父の品を飾っていたところ、数年前に知り合いから「これも飾って」と同じ物をもらいました。
「家にある物を取っ換え引っ換えしている。少しでも涼しく見えるといい」と宮入さん。
9月は重陽の節句にちなみ、キクの装飾にする予定です。