鋳造、初吹き、鋳込み

梵鐘の製造で全国シェアを六割以上占めている高岡市戸出栄町の高岡銅器鋳造会社「老子製作所」は、氷見市堀田の浄土真宗本願寺派「明善寺」から依頼された梵鐘の初吹きを行いました。


新年最初の鋳造を初吹きと呼び、今年は令和初めての鋳込みです。

老子製作所の元井秀治社長は「地元とも言える氷見市の梵鐘の初吹きが無事にできて良かった。一年間に20~30基を鋳造している」と話し、今年一年間の受注に期待しました。

明善寺の山崎正真住職と門信徒約10人が初吹きに立ち会い、クレーンでつり下げた取鍋から真っ赤に溶けた1000度以上の銅合金が鋳型に流し込まれました。

明善寺は浄土真宗宗祖の親鸞聖人750回忌の記念事業として再鋳を計画。

大きさは、高さ約138センチ、外口径は約75センチ、重さは約525キロ。

鐘銘には京都・本願寺の鐘銘と同じ文字が浮き出されます。

三月中旬の納品を心待ちにする山崎住職は「多くの人の協力で、新しい梵鐘の音を野山に響かせることができる。門信徒に念仏の声を広げていきたい」と話してくれました。

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