兼松千夏さん郡上おどりデザイン画

岐阜県郡上市八幡町の観光に役立ててもらおうと、郡上高校総合学科三年の兼松千夏さんが郡上おどりを題材にしたデザイン画を描いて土産物袋とTシャツで活用されることになりました。


兼松千夏さんは、デザインで地域貢献をすることを目標に今春から課題研究に取り組んできました。

郡上八幡産業振興公社のショップで使う土産物袋を飾るイラストを任されて、踊りのまちを訪れる人々の記念になるようにと郡上おどりをメインに構図を練りました。

下書きを何度も繰り返し、大ちょうちんの下で「かわさき」を踊る人と花火の上がる郡上八幡城を描いたデザイン画をパソコンで完成させました。

スクリーン印刷業を営む本田教治さんの指導を受けて、デザイン画を土産物袋にスクリーン印刷して公社に納入しました。

兼松千夏さんのデザインを気に入った本田教治さんが版権を買い取ってTシャツも製作しました。

本田教治さんは「レイアウトが素晴らしい。消費者の意見に耳を傾け、質の高いデザインの仕事ができるよう、さらに学んでほしい」。

兼松千夏さんは「郡上八幡らしさを伝えるために要素を絞るのが難しかった。もっと表現力を学び、オリジナルのデザインで仕事ができるようになりたい」と話してくれました。

兼松千夏さんはデザインを学ぶために進学する予定です。

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