吉岡薫さん八段に昇格

吉岡薫さん(佐賀県神埼市出身で日本棋院中部総本部に所属する囲碁のプロ棋士)が八段に昇格しました。

プロになって約35年。

昇段の条件となる150勝を地道に積み重ねてきました。

佐賀県出身の現役八段は、西村慶二さんに続き2人目。

吉岡薫さんは、同級生の勧めで中学2年の時に囲碁を始めました。

近所の碁会所に通って棋力を磨き、高校3年の全国高校選手権で3位に入賞しました。

高校卒業時「プロ棋士になりたい」と多くのプロを育てた安永一氏(大阪)の門をたたき、19歳でプロ棋士になりました。

これまでビッグタイトルの獲得はありませんが「厚みの碁」を武器に勝利を積み重ねました。

吉岡薫さんは「勝てない時期もあったが、好きな碁で食べていけるだけで幸せだった。現役でやれる限りは(最高位の)九段を目指したい」と意欲を見せています。


吉岡薫さんは、帰郷の際佐賀県内の囲碁レベルアップのため、積極的に地元のアマ棋士と交流し、助言や指導をしています。

1月3日に開かれる「新春プロアマ囲碁対局」では、史上最年少で佐賀県アマ最強者となった今泉佑基さんに胸を貸します。

「相手に合わせず、自分の碁を打つだけ。県内でも若い力が育ち、碁の裾野が広がるのはうれしい」と笑顔で話してくれました。

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