三上正貴 ラグビー日本代表デビュー!

4月に開幕したラグビーのアジア5カ国対抗で、プロップの三上正貴(東芝、青森工高-東海大出)が、日本代表デビューを果たしました。

これまで2試合に出場し、力強いプレーで日本の6連覇に貢献。

先発予定のアラブ首長国連邦との最終戦(5月10日、日本時間11日、ドバイ)を前に
「国を背負って戦う重圧、責任があるが緊張せずに楽しくプレーしている。最終戦でもアピールしたい」と意気込んでいます。

大会は日本、フィリピン、アラブ首長国連邦、韓国、香港の5チームが1回戦総当たりで争います。

日本は、既に3勝し、6連覇を決めています。

三上正貴は、121-0で大勝した初戦のフィリピン戦(4月20日、福岡市・レベルファイブスタジアム)で先発出場し、スクラムで相手を圧倒する原動力となりました。

後半16分には、初トライを決めました。



第2戦の香港戦(4月27日、香港)も先発。

178センチ、113キロの恵まれた体格。

「求められているのは接点での強さ。相手守備をこじ開け、少しでも前に出られるような仕事をしたい」と、24歳は役割を心得ています。

4月の代表合宿から筋力と体幹を鍛えています。

スクラムや密集戦での推進力を高めるためです!

「世界で戦うには技術に加え、パワーが必要。背筋は一目見ても分かるほど付いた」と。


青森市出身。

これまで高校やU-19(19歳以下)などの代表に選ばれています。

社会人2年目の昨年、トップリーグで見せたスクラムでの安定感が日本代表のエディー・ジョーンズ・ヘッドコーチの目に留まりました。

次の目標は、5月下旬からの国際大会、パシフィック・ネーションズカップで代表入りすること。

「また代表に呼ばれたい。海外の強豪国相手に自分の力がどこまで通用するか楽しみ」と話してくれました。

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