ヤマヨ水産復興牡蠣オーナー募集!小松武さん

東日本大震災による被害から再起を期す宮城県気仙沼市の若手カキ漁師が1口オーナーを募っています。

種ガキやいかだを組む資材、処理場の再建費用などに充てます。

「オーナーとの絆を大事にして、震災前より一歩前に進みたい」と協力を呼び掛けています。

1口オーナーを募集しているのは、気仙沼市大島の小松武さん。

会社員生活を経て8年前に古里に戻り、父政行さんとカキやホタテを生産してきました。

東日本大震災で養殖施設や自宅は津波にのまれて作業船1隻だけが残りました。

家族6人で島内の仮設住宅に暮らしています。

昨年11月、養殖再開に向け作業を始めましたが制度の壁が資金確保のネックとなってしまいました。




必要経費の9割が得られる国の補助事業は、漁協系統への出荷が基本。

小松さん親子は独自の販路を開拓し、震災前は水揚げの4割ほどを系統外に出荷していました。

「今まで通り、お客さんとのつながりを大事にしたい」悩んだ末に補助金は断念し、殻付きカキ20個を送る1口1万円のオーナー制で資金を集めることにしました。



顧客や島を訪れたボランティアらに呼び掛け200人(計370口)の賛同が得られましたが、まだ目標の500人には届いていません。

小松さんは、大島架橋(2018年度完成予定)を見据えてカキ小屋の運営なども考えています。

オーナーと顔の見える関係を続け、これまで以上に質のいいカキを育てたい!


お問い合わせ先

ヤマヨ水産 代表 小松武

〒988-0607 宮城県気仙沼市亀山8番地

TEL&FAX 0226-28-2025

メール yamayosuisan@gmail.com

ホームページ http://yamayosuisan.wordpress.com/

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