石鎚山初冠雪

石鎚山系（愛媛県西条市）は１４日にかけて初冠雪し、冬の訪れを告げています。

標高１４９２メートルの土小屋にある白石ロッジ（愛媛県久万高原町若山）によると１３日午後から断続的に雪が降り、夕方から積もり始めました。

標高１２００メートル以上で数センチの積雪。

初冠雪は例年より１０日程度遅いそうです。

ロッジに近い石鎚神社土小屋遥拝殿の神職高岡健さんは「除雪は大変だが、四季の移り変わりを感じる」と話し、境内の雪化粧に見入っていました。

石鎚神社土小屋遥拝殿

石鎚神社は、日本七霊山の一つ霊峰石鎚山を神体山(神しずまります山)とする御社にて、山頂に頂上社、中腹に成就社と土小屋遥拝殿、そしてJRや国道近くの本社と、四社をあわせて石鎚神社といいます。

石鎚スカイライン終点土小屋。

１，５００ｍに鎮座。

昭和４６年創立し、御神像を遷座奉斎。御祈願、御祈祷を行い、成就社と並び霊峰石鎚山への登拝の重要な拠点となっています。（4月～１１月の間、開門されています。）

白石ロッジ

白石ロッジのある土小屋地区は、石鎚スカイライン終点に位置し、日本七霊山のひとつで古くから信仰の山として知られる石鎚山の山頂まで、尾根伝いに約４．６ｋｍ、およそ２時間半のルートの起点にあります。

ロッジのすぐそばには石鎚神社 土小屋遙拝殿もあります。

石鎚山への登山や山頂神社への参拝、あるいは瓶ヶ森へのハイキングの起点として至便な位置にあり、また、ロッジ正面のベランダからは眼前に迫る石鎚山、遠方に瀬戸内海を、また、右手に目を向けると林の向こうに瓶ヶ森の笹原を望むことができます。

4月末より11月末までのオープンですが、石鎚スカイラインの積雪状況により営業日に変動があります。

また、 連休前後や石鎚山のお山開き(7月1日～10日) および紅葉の時期は非常に混雑します。