サハラ砂漠で第2次大戦中の英国空軍戦闘機キティホーク発見!

第2次世界大戦中の1942年6月28日にエジプトのサハラ砂漠に墜落した英国空軍の戦闘機キティホークとみられる残骸がこのほど発見されました。

ポーランドの石油会社の社員が発見し保存状態は極めて良好で機体、主翼と尾翼、操縦室の計器類の大部分が無傷の状態で残っており専門家らは「まさに奇跡」と驚きを隠さない様子です。

当時24歳だった英国空軍のデニス・コッピング軍曹は、戦闘機キティホークの修理のために別の空軍基地に向かっていたが途中で方向を誤り、その後サハラ砂漠に墜落。

戦史家アンディ・サウンダース氏は、コッピング軍曹は飛行中に頭が混乱したと推測しています。

そしてデニス・コッピング軍曹が過ちに気付いた時には、すでに燃料不足で引き返せない状況だったそうです。

墜落現場には、日よけとして使ったと見られるパラシュートなど軍曹が無事に着陸したことを示すいくつかの証拠が残されていました。

しかしサハラ砂漠の猛暑の中でそう長くは生きていられなかったと予想されます。

パラシュートは空から発見してもらうための目印になるし上空を通過する飛行機に向かって光を反射させるための鏡やわずかながら発煙筒もあったはず。

それにも関わらずなぜデニス・コッピング軍曹は飛行機を離れたのか?

アンディ・サウンダース氏は「恐らく、誰も助けに来ないと悟って自暴自棄になり助かる唯一の方法は助けを求めて歩きだすことだ」と考えたのだろうと推測。






デニス・コッピング軍曹の話が知られるようになり英国当局はこの戦闘機を英国に持ち帰りロンドンにある英国空軍博物館に展示したいという考え。

現在、博物館の代表がエジプトの英国大使館と英国防省と連携して輸送手段などを検討中です。

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