へたから育てたパイナップルが実る
小林宏さんの自宅庭で鉢植えでへたから育ててきたパイナップルが実りました。
小林宏さんは10年ほど前、旅行で訪れたハワイのパイナップル畑で、現地の農家から「へたを植えればパイナップルが育つ」と聞きました。
半信半疑だでしたが、7年前、スーパーで購入したパイナップルを食べた後、へたを鉢植えにしました。
次第に大きくなって4年前に初めて実り、地元の小学校に贈りました。
3年前には再びへたから育て始めました。
冬場は低温を避けるために簡易の温室に入れるなど、丹精込めて育てたパイナップルは、直径11センチほどになりました。
小林宏さんは「今月下旬までは食べずに眺めるつもり。無事に大きくなり、食べるのがもったいない」と話してくれました。
南国の香りが、過ぎゆく夏を惜しませてくれます。