明石ダコ200キロ子ども食堂へ寄贈
旬を迎えた明石ダコを子どもたちに食べてもらおうと明石市漁業組合連合会が初めて明石市内の子ども食堂にタコ200キロを寄贈する活動に取り組んでいます。
明石の特産物を食べて郷土愛を育んでほしいと明石市漁業組合連合会は2006年から毎年、半夏生に合わせて明石ダコを小学校の給食向けに提供してきました。
今年は新型コロナウイルスの影響で学校が臨時休校となり、数カ月前に決まる給食の献立に組み込むことができなかったという事です。
そこで明石市漁業組合連合会は子ども食堂にタコを贈ることを決め冷凍のゆでダコ約300匹を子ども食堂の窓口となる、あかしこども財団に搬入しました。
あかしこども財団によると、明石市内の子ども食堂ではピラフやカレー、酢の物などにして提供しているといい「軟らかくておいしい」と大好評です。
先日、あかしこども財団から明石市漁業組合連合会に感謝状が贈られました。
明石市漁業組合連合会の戎本裕明会長は「地元のものを地元の子に食べてもらうのが一番。今後も明石の魚を子どもに食べてもらえるよう取り組んでいきたい」と話してくれました。