御田祭、田植えを前に水の恵みと五穀豊穣を願う

御坂神社で田植えを前に水の恵みと五穀豊穣を願う御田祭が行われました。


神職が農耕具をかたどった木製の模型を投げて氏子地区の代表者とともに実り豊かな1年を祈りました。

田植え神事の御田祭は形式や時期は異なりますが全国で行われています。

御坂神社では例大祭以降に迎える最初の日曜日に執り行っています。

神事には氏子地区の区長10人が出席しました。

各地区から集めたクヌギの枝、洗米、いり豆を本殿に供え、おはらいや宮司による祝詞奏上がありました。

その後、御坂神社北側の岩守社に移動し同様に神事を実施しました。

結界を張った田んぼで清めの儀式をすると、松下朋央禰宜が鋤や鍬といった農耕具や米俵の模型で農作業のまねをし、一つずつ後方に放り投げました。


模型を手に入れた地区は豊作になるとされています。

米俵を拾った御坂地区の藤原薫区長は「今年はいい年になる」。

松下朋央禰宜は「新型コロナウイルスで大変な時期。安寧も祈願した」と話してくれました。

神前でおはらいした供え物は各地区に持ち帰り、米や豆を田んぼにまいたり、半紙に包んでクヌギにくくったりして各地区で豊作を願います。



兵庫県三木市志染町御坂243

TEL/FAX 0794-87-3545

御田祭

「五穀豊穣」を祈るものとして全国で行われているお祭りですが、当神社の御田祭は、氏子の中で農家一軒につき〝くぬぎの木〟 40cm程度のものを2本と『洗い米』・『大豆』を用意して頂きます。

それを、それぞれの地域 の区長が集めて、神前にお供えをし、拝殿においてお祓いをした後、神社の裏山にお 祭りしてある《岩守社》(いわもりしゃ)へ行ます。

昔の農耕具のミニュチュアを神官が後ろに 向いて斎田に放り投げ、それを氏子の人々が競って拾い合い、拾った人の住んでいる 地区は、その一年が五穀豊穣になると云われています。

また、神前にお供えをした〝くぬぎの木〟、〝洗い米〟、〝大豆〟は区長がそれぞれの地区へと持ち帰り、それぞれの農家に配り、それをもらった氏子は、くぬぎの木は田に差し、米と大豆は田にまいて、一年の五穀豊穣を願うと云うものです。

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