鬼のゴンちゃん被災地慰問、鈴木幸一さん

鈴木幸一さんが、等身大サイズの人形「鬼のゴンちゃん」と一緒に台風19号の被災地を慰問しています。

鈴木幸一さんは、福井市を拠点に全国で人形劇を披露しています。

千曲川の堤防決壊で大きな浸水被害を受けた長野市の避難所二カ所を訪れ、子どもやお年寄りに笑顔を届けました。


子どもが多く避難している北部スポーツ・レクリエーションパークでは昔話の「花咲かじいさん」を上演しました。

鬼のゴンちゃんが「町に花を咲かせるのは君たちだよ」と語りかけると、子どもたちは照れくさそうに笑いました。

ゴンちゃんは980歳で、たくさん知っている昔話を読み聞かせるという設定です。

鈴木幸一さんは、福井市の雑貨開発・製造会社役員を務める傍ら30年ほど前に人形劇を始めて全国各地で公演しています。

2011年の東日本大震災以降は、全国の被災地で片付けや清掃のボランティアに参加しています。

台風19号でも、被災した福島県に駆け付けて泥かきなどを手伝いました。

台風19号で受けた各地の被害は想像以上で、一人の力では何もできなかったと無力さを感じる一方、片付けに追われ疲れ果てている被災者の姿に、今は癒やしが必要と感じ、初めて人形劇での慰問を決意しました。

高齢者が多く避難している長野市の豊野西小では、ゴンちゃんとともに避難者に声を掛けて回りました。

鈴木幸一さんは「お年寄りから、あんたも頑張りなさいよと逆に励まされ、強さと優しさをもらった。また来てねと声を掛けてもらえた。これからもボランティアを続け、長野県以外の台風19号の被災地にも人形劇で慰問したい」と話てくれました。

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