アサギマダラマーキング再発見確率0.4%

北本自然観察公園で、羽にマーキングしたチョウのアサギマダラが見つかりました。

マーキングとは、ペンで文字を書くことです。

アサギマダラは茶色地に白いまだら模様が美しい大型のチョウです。


羽を広げた長さは約10センチほど。

子どもの手のひらに乗る大きさです。

前羽は黒っぽい茶色。

後ろの方の羽は明るい茶色。

光に当たると白い模様は透けてあさぎ色に見えます。

分布地は日本全土から朝鮮半島、中国、台湾、ヒマラヤ山脈までと広く、長距離移動すると考えられています。

1980年から採集日や採集者、番号を羽に書き、どこで再捕獲されるかを調べるマーキング調査が行われています。

埼玉県自然学習センターによると、マーキングされたアサギマダラは自然学習センター北側草原で、花盛りのセイタカアワダチソウの蜜を吸っていたのを見つけました。

調べたところ、愛好家が昆虫について調べている北海道の「道南虫の会」でアサギマダラの飛行ルートを調べている井本暢正さんが北海道松前町から放ったものと分かりました。

ここ数年の調査でアサギマダラは秋に津軽海峡を渡り、ほぼ真南に移動しているのが分かったという事です。

1999年から調査している道南虫の会は2000匹近く放ってきましたが再捕獲されたのは今回8例目です。

再発見の確率は0・4%と極めて低いそうです。

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