クメール舞踊 国連教育科学文化機関(ユネスコ)無形文化遺産

クメール舞踊の継承に取り組むカンボジアの高校生が日本各地で踊りを披露しています。


クメール舞踊は、ゆったりとした振り付けが特徴のカンボジア伝統の踊りです。

クメール舞踊は、踊り子の反り返った手と指の動きが特徴で、9~15世紀のアンコール朝が起源とされています。

王朝の滅亡後19世紀に再びカンボジアで普及しました。

1970年代のポル・ポト政権下で古典芸能に携わった多くが暗殺され、伝統は途絶えてしまいました。

政権崩壊後、生き残った数人の指導者が舞踊の復興を目指して、2003年、国連教育科学文化機関(ユネスコ)無形文化遺産に登録されました。

来日しているのは、カンボジア、コンポントム州の高校生5人です。

発展途上国の農産品などを適正価格で取引することで現地を支援するフェアトレードを日本で始めた会社「プレス・オールターナティブ」の支援を受けて、学校に通いながら舞踊の練習や農産物の生産などに取り組んでいます。

カンボジアの結婚式などで歌われる曲など4演目をしっとりと踊りました。

踊り子の一人、マシャーさんは「手や指の動きで喜びの気持ちを表現した」と話してくれました。

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