可搬式速度違反自動取り締まり装置(オービス)効果絶大

滋賀県大津市大萱の県道交差点で乗用車と衝突した軽乗用車が弾みで散歩中の保育園児らの列に突っ込み、園児2人が死亡するなどした事故を受けて滋賀県警は、滋賀県内の保育施設周辺で「可搬式速度違反自動取り締まり装置(オービス)」による速度取り締まりを強化しています。


可搬式速度違反自動取り締まり装置(オービス)は、滋賀県警が昨年9月に近畿地方で初めて導入しました。

取り締まり実施地点では、通行する車両の速度が低下するなどしており、滋賀県警はドライバーの安全意識の向上と事故抑止に手応えを感じています。

小型で持ち運びが容易な可搬式速度違反自動取り締まり装置(オービス)は、従来は難しかった狭い道での取り締まりが可能で、少人数でも実施できます。

可搬式速度違反自動取り締まり装置(オービス)導入後、通学路などの生活道路で160回ほど取り締まりを実施しました。

大津市大萱の事故以降には、園児たちが園外活動を行う保育施設周辺で実施したり、夜間の幹線道路などでゲリラ的に実施しています。

可搬式速度違反自動取り締まり装置(オービス)による速度違反などでの検挙は、3月末までで73件。

検挙されたうち、約2割が制限速度を30キロ超えており、50キロ超えていた車両もありました。

取り締まり実施日の前後1週間で、通過車両の速度を比較したところ、約9割の地点で平均速度が低減し、中には平均で10キロ低下している地点もありました。

可搬式速度違反自動取り締まり装置(オービス)での取り締まりについて滋賀県警交通指導課の担当者は「狭い道路でスピードを出す悪質な運転への抑止力は大きい。子どもたちの命を守るために、引き続き効果的な運用を考えていく」と話しています。

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