ハイブリッド治療室

ハイブリッド治療室が大津赤十字病院に新設されました。

ハイブリッド治療室は、血管に細い管を通して行う「カテーテル治療」と外科手術を同時に行えます。


狭心症や心筋梗塞などの循環器疾患の治療時には、手足や腕の動脈や静脈から細い管「カテーテル」を通して血管を広げたり詰まった異物を取り除いたりする治療が行われます。

しかし人工血管や人工弁などを体内に挿入する治療の場合、室内に高度の清潔さが求められるため従来のカテーテル検査室では対応できませんでした。

ハイブリッド治療室は、手術室と同様の高度に清潔なつくりとカテーテルに用いる高画質な透視装置を組み合わせた構造になっています。

手術台の上に、血管の様子を映したり、エックス線撮影したりできる造影装置が天井からつり下げられています。

高度な清潔さを実現したため、カテーテルを用いた人工物の挿入も可能となりました。

ハイブリッド治療室では、カテーテル治療を行う内科医に加え外科医も入り、緊急事態が発生した時には手術も行います。

大津赤十字病院の土井隆一郎副院長は「高齢化に伴い、開胸手術が難しい患者が増えている。手術ができなかった患者さんにとっては選択肢が増え、それ以外の患者さんにも手術の負担軽減につながる」と話しています。

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