白いコウモリ
佐野明さんが三重県松阪市内の洞窟で、全国で二例目となる体毛のみが白いコウモリの撮影に成功しました。
佐野明さんは、三重県の準絶滅危惧種に指定されている「コキクガシラコウモリ」の生態調査に長年取り組んでいます。
2017年12月に体毛が白い個体を発見し、今年1月初めて撮影しました。
撮影した4センチほどの白い体毛のコキクガシラコウモリは、皮膚に色があり、目の色も正常なため、先天的に全く色素がないアルビノ個体ではなく、毛の色素をつくる能力に異常がある個体とみられています。
佐野明さんは「毛のみが白いコウモリの報告は、これまで日本でユビナガコウモリという種でもう一例があるのみ。非常に珍しい。今後も観察を続けていきたい」と話しています。
佐野明さんは40年近くコウモリの研究を続ける三重県総合博物館職員です。
佐野明さんは、三重県の準絶滅危惧種に指定されている「コキクガシラコウモリ」の生態調査に長年取り組んでいます。
2017年12月に体毛が白い個体を発見し、今年1月初めて撮影しました。
撮影した4センチほどの白い体毛のコキクガシラコウモリは、皮膚に色があり、目の色も正常なため、先天的に全く色素がないアルビノ個体ではなく、毛の色素をつくる能力に異常がある個体とみられています。
佐野明さんは「毛のみが白いコウモリの報告は、これまで日本でユビナガコウモリという種でもう一例があるのみ。非常に珍しい。今後も観察を続けていきたい」と話しています。
佐野明さんは40年近くコウモリの研究を続ける三重県総合博物館職員です。