ホクリクサンショウウオ産卵

ホクリクサンショウウオの産卵が石川県七尾市中島町藤瀬の休耕田で発見されました。

能登でホクリクサンショウウオの生態調査をしている田谷樹さんが見つけました。


自然栽培農家でもある田谷樹さんは、自身の水田近くの水路で卵約60個を発見。

ホクリクサンショウウオを守る会の架谷成美会長に確認してもらいました。

ホクリクサンショウウオは、能登半島と富山県の一部にのみ分布し石川県の絶滅危惧I類に分類されています。

田谷樹さんは、中島町や輪島市など能登北部の水田など約30カ所を調べて発見できれば近隣住民に報告し保存を求める予定にしています。

田谷樹さんは「ようやく確認できた。調査で自然保存への気持ちが高まれば。近年のほ場整備や水路のコンクリート化が同種の生息を難しくしている。存在を知られないまま、居場所がなくなっている現状を知らせたい。私自身も生物の生き方に合わせた農業ができれば」と話してくれました。

ホクリクサンショウウオ

生息地が人間の生活する場と重なり合っているため、環境の影響を受けやすく都市化や開発のほか、過疎と高齢化による稲作の中止が産卵場の消滅に拍車をかけており、絶滅する危険性が高い。

成体の全長80~120mm。オスはメスよりやや大きく、メスに比べて尾長が長く、後肢が太い。

繁殖期のオスは尾がひれ状に伸長し、総排出腔の周辺部が膨大する。

能登半島と富山県西部、かほく市以北の5市5町に生息。

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