布川の花祭り休止
奥三河の15カ所で演じられる民俗芸能「花祭り」(国重要無形民俗文化財)のうち、東栄町中設楽の布川地区が今年三月を最後に祭りの休止を決めました。
過疎高齢化が進み存続が困難になった為です。
かつて50を超えた布川地区の世帯数は、現在14。
うち7世帯が1人暮らしです。
祭りに携わる10人のうち、6人が80歳以上。
保存会長の尾林良隆さんは「地区外へ出た人たちにも協力してもらい、何とか続けてきた。しかし後継者もおらず、断腸の思いで決断した。700年以上も前から受け継いできた先人たちの苦労を思うと、完全にやめるわけにはいかない。舞の数の削減や時間の短縮など時代に合った形に改め、復活を目指したい」と話してくれました。
花祭りの中止・休止は、2007年の豊根村下黒川間黒地区と豊根村三沢山内地区以来です。
過疎高齢化が進み存続が困難になった為です。
かつて50を超えた布川地区の世帯数は、現在14。
うち7世帯が1人暮らしです。
祭りに携わる10人のうち、6人が80歳以上。
保存会長の尾林良隆さんは「地区外へ出た人たちにも協力してもらい、何とか続けてきた。しかし後継者もおらず、断腸の思いで決断した。700年以上も前から受け継いできた先人たちの苦労を思うと、完全にやめるわけにはいかない。舞の数の削減や時間の短縮など時代に合った形に改め、復活を目指したい」と話してくれました。
花祭りの中止・休止は、2007年の豊根村下黒川間黒地区と豊根村三沢山内地区以来です。