ヤマトイワナ産卵場造成

木曽川源流域に古くからいるヤマトイワナの生息数を増やそうと長野県木祖村は、小木曽の水木沢天然林の川で産卵場を造成しました。

木祖村川等活用振興検討会のメンバーを中心に地元中学生も協力して計約40人で作業をしました。


産卵場は水木沢天然林の管理棟近くに造りました。

石を並べて流れを弱めた上で、二メートル四方の産卵場三つを上流側から順に縦に並べるように造りました。

産卵場の河床は、比較的大きい石の上に小さい石を敷きました。


長野県水産試験場木曽試験地長の小川滋さんと、「北の安曇野渓流会」事務局長で長野県内水面漁場管理委員の水谷博さんが作業を指導しました。

木祖中学校二年生20人らも石運びなどに協力しました。

ヤマトイワナは、中部地方の山間地などに住むイワナの仲間です。

長野県レッドデータブックでは準絶滅危惧種になっています。

小川滋さんは「素晴らしい出来になった。水木沢を、ヤマトイワナが自然によく産卵する『種川』にしたい。元来いる魚を増やすことで、生態系を守る手伝いができれば」と話してくれました。

今期は30匹ほどを放流し産卵に期待をよせています。

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