清匠庵 古民家モデルハウス完成

都会からの移住や東日本大震災の復興住宅としての活用を目指し改修された福島県三島町の早戸地区の古民家のモデルハウス「清匠庵(せいしょうあん)」の完成披露式が現地で行われました。

三島町の佐久間建設工業が空き家になっていた築約150年の古民家を借り、改修を進めてきました。

木造2階で建築面積113平方メートルの古民家は、長年の風雪を耐えてきました。

頑丈な構造材を生かしながら壁や床、天井などに新しい木材に替えました。

水回りを現代生活向けに改良し、光ファイバーなど通信網を整備しました。

佐久間建設工業をはじめ会津地方の森林に関わる異業種でつくる「奥会津IORI倶楽部(いおりクラブ)」は移住や2地域居住、さらに震災や東京電力福島第一原発事故の被災者の復興住宅として空き家を活用する取り組みを進めています。

「清匠庵」はそのモデルハウスとなります。

また「清匠庵」の一部を貸事務所として提供します。

既に都内のIT会社の入居が決まっています。


今月末から利用を始めます。

立地条件にとらわれないITやデザインなどの業種向けの、新たなビジネスモデルを提案しています。

完成披露式では、佐久間建設工業の佐久間源一郎社長があいさつし、関係者とテープカットしました。

内部が公開され、2階の事務所スペースで、モデルハウスのプレゼンテーションを行いました。

佐久間社長は「奥会津地方で増え続ける空き家の解消、地域の活性化に生かし、本県の復興に貢献したい」と話してくれました。

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