天橋立あさり!砂抜き不要!
ブランド食材を目指して天橋立の内海・阿蘇海で養殖する「天橋立あさり」の出荷作業が、京都府宮津市溝尻で始まりました。
漁業者と京都府が5年間の試行を重ね、うま味の豊富な大粒の貝に育て、砂を含まない独自技術を確立しました。
今季から本格的な流通を図ります。
アサリ養殖は、漁業者11人が2008年に始めました。
府海洋センター(宮津市)が育成の研究や助言に携わりました。
当初の稚貝は「大物」とされる4センチ以上に育つものが少なかったが、養殖後に生まれた稚貝のうち大きめのものを選んで育てると、大半が1年間で4センチ以上に成長しました。
育てる水深を調整し、栄養分の多い水面下3メートルに網かごをつるすと最も良く育ち、うま味成分である遊離アミノ酸やグリコーゲンを、天然ものの倍近く含むことが府の分析でわかりました。
砂の代わりに、貝が体内に取り込まない粒状の炭の中で育て、調理前の「砂抜き」を不要にしました。
4月下旬に出荷を始めました。
従来は、地元の飲食店や旅館向けが主だったが、安定供給のめどが付き、今季から「天橋立あさり」のブランド名で京都府漁業協同組合連合会を通じて出荷されまし。
7月下旬までに昨年の倍の350キロを出荷予定。
地元漁業者でつくる溝尻育成あさり部会の長谷川隆嗣会長は「文句なしの大きさに育ちうれしい。多くの人に食べてもらい、価値を知ってほしい」と期待しています。
漁業者と京都府が5年間の試行を重ね、うま味の豊富な大粒の貝に育て、砂を含まない独自技術を確立しました。
今季から本格的な流通を図ります。
アサリ養殖は、漁業者11人が2008年に始めました。
府海洋センター(宮津市)が育成の研究や助言に携わりました。
当初の稚貝は「大物」とされる4センチ以上に育つものが少なかったが、養殖後に生まれた稚貝のうち大きめのものを選んで育てると、大半が1年間で4センチ以上に成長しました。
育てる水深を調整し、栄養分の多い水面下3メートルに網かごをつるすと最も良く育ち、うま味成分である遊離アミノ酸やグリコーゲンを、天然ものの倍近く含むことが府の分析でわかりました。
砂の代わりに、貝が体内に取り込まない粒状の炭の中で育て、調理前の「砂抜き」を不要にしました。
4月下旬に出荷を始めました。
従来は、地元の飲食店や旅館向けが主だったが、安定供給のめどが付き、今季から「天橋立あさり」のブランド名で京都府漁業協同組合連合会を通じて出荷されまし。
7月下旬までに昨年の倍の350キロを出荷予定。
地元漁業者でつくる溝尻育成あさり部会の長谷川隆嗣会長は「文句なしの大きさに育ちうれしい。多くの人に食べてもらい、価値を知ってほしい」と期待しています。