生徒会提案のトイレ完成！八幡東中学校

滋賀県近江八幡市立八幡東中学校で進められている生徒たちの要望を取り入れたトイレの改修工事の一部が完了し１５日関係者に披露されました。

近江八幡市内の多くの校舎は建設から３０年余りが経ち生徒からはトイレが臭い、汚い、暗いなどのイメージが強く行きたくないとの声もあることから近江八幡市教育委員会が順次改修を行うことにしました。

八幡東中学校では、生徒会が中心となって快適なトイレをつくる話し合いを行い生徒へのアンケート調査などをもとにつくって欲しいトイレの協議を市教委や設計業者と進めてきました。

市教委では夏休み中に改修工事を集中させ校内十二カ所のうち九カ所のトイレが出来上がり二学期から使えるようにしました。

残りも工事を進めます。

改修工事費７１０３万円。

床は、乾式で便器に洋式を取り入れ中央にカバンなどが置けるカウンターを配置したほか壁材を明るいものに張り替え、明るく清潔感あふれるトイレに生まれ変わりました。

披露式で陰山穂乃花生徒会長（３年）は「話し合いの場に生徒会が参加させてもらい、よりよいトイレを提案してきました。全校生徒の思いが美しいトイレになってうれしい。しっかり掃除を行い、大切に使っていきたい」とあいさつしました。

市教委では、来年度に八幡西中、安土中を予定しています。