馬場有浪江町町長・今後5年間は町に帰れない・原発事故
福島県浪江町の馬場有町長は10日の町議会9月定例会で福島第1原発事故による住民避難の長期化が避けられない見方を示し「今後5年間は町に帰れない」と述べました。
馬場町長は「ライフラインの復旧などの基盤整備は短期間ではできない。(6年目以降の帰還を)目標にして復旧に当たる」と話しました。
「帰還しない宣言」を出すかどうかについては「われわれは戻らないのではなく、戻れない」と述べ
宣言発令に否定的な考えを示しました。
馬場町長は8月、「インフラ復旧を考えれば(解除に)5年はかかる」と避難の長期化が避けられない見通しを明らかにしています。
浪江町は、全域が避難区域に指定され、全町民が避難しています。
同様に全町避難の続く福島県大熊町の渡辺利綱町長は「5年間帰還しない宣言」を出すことを決めているそうです。
馬場町長は「ライフラインの復旧などの基盤整備は短期間ではできない。(6年目以降の帰還を)目標にして復旧に当たる」と話しました。
「帰還しない宣言」を出すかどうかについては「われわれは戻らないのではなく、戻れない」と述べ
宣言発令に否定的な考えを示しました。
馬場町長は8月、「インフラ復旧を考えれば(解除に)5年はかかる」と避難の長期化が避けられない見通しを明らかにしています。
浪江町は、全域が避難区域に指定され、全町民が避難しています。
同様に全町避難の続く福島県大熊町の渡辺利綱町長は「5年間帰還しない宣言」を出すことを決めているそうです。