農福連携による稲刈り

稲が倒伏した田んぼで、農福連携による稲刈りが行われました。


倒伏した稲はコンバインが詰まってしまうこともあるため刈り取りづらく、作業に時間を取られます。

手が足りない農家が障害者福祉事業所に委託し利用者が手作業で刈り取りました。

稲刈りは、9月下旬に10アールの田んぼで実施しました。

農福連携に取り組む養蜂農家「八米」の高橋敦志さんが、障害者福祉事業所の「クローバー」と「のぞみ工房」に委託し、利用者ら17人が参加しました。

両事業所とも新型ウイルス禍でイベント収入などが減少しています。

一方で農作業での依頼は増加傾向で、作業の幅も広がってきています。

農福連携による稲刈りでは、両事業所の利用者が倒れた稲を1株ずつ起こして鎌で刈り取り、次々束にして積んでいきました。

クローバーの職員は「3密を避けながら屋外でできる作業は、利用者のリフレッシュと工賃アップにもなる」

のぞみ工房の職員は「農家の助けになれば利用者のやりがいにもつながる」

高橋敦志さんは「今年は例年より倒伏がひどく、雨が降る前に目標の面積を刈るためには作業の助けが必要だった」と話してくれました。

農福連携とは、障害者等が農業分野で活躍することを通じ、自信や生きがいを持って社会参画を実現していく取組です。

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