人工知能(AI)技術を活用した交通障害自動検知システム

福井河川国道事務所は、降雪時の立ち往生車両を早期に見つけるために2018年度から国道8号で試行的に導入している人工知能(AI)技術を活用した交通障害自動検知システムを強化しました。

AIを導入する監視カメラを倍増して車両の動きを分析するシステムにしました。

2020年度の本格運用を目指しています。


福井県、石川県境の国道8号で最大約1500台の車両が立ち往生した2018年2月の記録的な大雪を受け、福井河川国道事務所は10台のカメラにAIを導入して運用を始めました。

2020年度は、導入するカメラを国道161号を含めて20台に増やしました。

交通量や車両速度を分析していたこれまでのシステムを変更し、10秒の動画を10枚の静止画に分け、車両の位置の違いから「停止」や「混雑」を判定します。

200秒後にも判定することで、過剰検知を避けます。

福井河川国道事務所の道路情報室では、主に警察や道路利用者からの情報提供やカメラの監視で交通障害を把握します。

雪害時には増員して対応しますが、広報や電話対応などにも追われます。

AIの導入により、立ち往生の早期発見や初動対応の迅速化につなげます。

システムのデモンストレーションが福井河川国道事務所で報道陣に公開され、平井義博副所長は「いち早く立ち往生車両を発見し、措置を施すことが大事。AI技術を活用できればより効果的な監視ができる」と話してくれました。

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