ウナギの稚魚の極端な不漁続きでうなぎ店ピンチ!

ウナギの稚魚の極端な不漁続きで、土用の丑の日を前に、香川県内で臨時休業を余儀なくされたり、営業時間を短縮するうなぎ専門店が相次いでいます。

国産の養殖ウナギの価格は、ここ3年で2倍以上に跳ね上がっています。

専門店では、採算の合わない安いうな丼は姿を消しています。

スーパーでも1匹2千円近い高値が付いています。

高松市中央卸売市場などによると、ウナギの稚魚のシラスウナギは、ここ数年不漁が続き、今シーズンの高松市中央卸売市場のウナギの入荷量は、昨シーズンからさらに3割減り、3年前に比べると半分以下に減少。

取引価格も3年前の2倍超の1キロ6千円台後半と急騰しています。

こうした事態を受け、うなぎ専門店は、ウナギの確保に四苦八苦。

香川県高松市上福岡町の「うなぎ匠 大川」は、5月中旬からウナギが確保できずに臨時休業するようになり、6月以降は10日以上、休業を余儀なくされました。


高松市観光町の「川西うなぎ店」でも、ウナギの入荷量が少なく、7月に入ってからは、夕方からの営業ができない日が大半。

川西義雄店長は「かき入れ時なのに、徹夜の必要がない」と肩を落としています。

各店では、価格設定にも苦慮。

香川県三豊市高瀬町の「うなぎの丸栄」は、今年初めには2300円で販売していたうな重を7月には3千円に値上げしました。

しかし、「お客さんのことを考えると、これ以上は値上げは難しい」と悩んでいます。

川西うなぎ店では、1番安い600円のうな丼を「採算が合わない」としてメニューから外しました。

価格設定に頭を悩ませるのはスーパーも同様。

店頭では、昨年から1匹2千円近い高値となっており、「2千円は超えられない」として値上げを見送るものの、あまりの高値に売れ行きは鈍いといいます。

国産ウナギが高騰する中、外食チェーンなどでは、安価な海外産のウナギを扱う店が増加。

牛丼チェーン「すき家」では中国産のウナギを使い、うな丼を780円(並盛り)で提供しており、高値が続くウナギを安く食べたいという需要に応えています。


うなぎ匠 大川

住所: 〒760-0077 香川県高松市上福岡町711−5

電話:087-833-5946


川西うなぎ店

住所: 〒760-0076 香川県高松市観光町551−10

電話:087-862-2417


うなぎの丸栄

住所: 〒767-0011 香川県三豊市高瀬町下勝間2350−6

電話:0875-72-5372

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