鳥インフルエンザ(H7N9)北京で感染確認、7歳女児

中国の鳥インフルエンザ(H7N9)で国営新華社通信は、北京に居住する7歳女児の感染が確認されたと報じました。

首都の北京で感染が判明したのは初めて。

感染例はこれまで、上海市や浙江省など東部地域のみで報告されていました。

中国全国での感染者数はこれで計44人となりました。

北京の衛生当局によると、女児は北京市内の病院に入院中で容体は安定しているそうです。

国営新華社通信が引用した北京の衛生当局者によると、女児の父親は、生きた家禽類を売買する仕事にかかわっています。

H7N9型の感染源は依然不明ですが中国衛生省や世界保健機関(WHO)は、家禽市場を重点的に調べています。


中国東部の複数の都市では、感染拡大を阻止するため生きた家禽の市場の営業中断を命じました。


WHOは、人から人への感染が進んでいる形跡はないと発表した上で監視は続けるとも付け加えています。

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