ペンションヴィラプチロク

宮城県気仙沼市本吉町の大谷海水浴場前にあり、東日本大震災の津波で全壊したペンションが海沿いの高台に移転して営業を再開しました!

気仙沼市で震災後に新築した宿泊施設は初めてです。

11月3日には、オープンを祝うコンサートを開きます。

経営する千葉しげ子さんは「支えてくれた多くの人に恩返しがしたい」と意気込んでいます。

再開したのは「ペンションヴィラ プチロク」。

JR気仙沼線小金沢駅近くの高台にあり、部屋からは太平洋を望めます。

元の位置から南西に約3キロの場所に建てました。

ペンションは2003年、人と話すのが好きで得意の料理を生かそうと千葉しげ子さんが長女マキさんと一緒に始めました。

震災で十数メートルの津波に襲われ、建物は基礎だけになってしまいました。


千葉しげ子さんは「見つかったのはガラスの皿1枚だけ。でも、生きがいだったペンションを必ず再開すると誓った」と振り返りました。

適地を探し、7月に着工。

総費用は数千万円で、被災した中小企業を支援する国のグループ補助金を一部に活用しました。

11月から本格的に営業を始めます。

千葉しげ子さんは「かつて宿泊した全国の人から多くの励ましをもらった。おいしい料理で再びおもてなしをしたい」と話してくれました。

11月3日には、音楽家らでつくる「被災地へピアノをとどける会」(仙台市)からピアノが到着するのに合わせて演奏会を開きます。

午後7時からで、宿泊客以外の来場も呼び掛けています。

部屋数は、震災前と同じ5室。

1部屋当たり2~4人宿泊でき、料金は1人6500円。

ご宿泊、お問い合わせは、電話0226(31)5623まで。

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