シカゴの教職員ストライキ

アメリカ・シカゴ市教職員組合(CTU)が労働条件などをめぐって先週開始したストライキが2週目に突入しました。

シカゴ市内の公立学校は閉鎖を余儀なくされ、生徒ら35万人以上が影響を受けています。

教員組合の交渉チームは14日、当局と暫定合意に達したと発表。

しかし16日午後の会合で説明を受けた組合特別委員会は、合意案を検討するためにさらに時間が必要との結論に達しました。

特別委員会は、18日に次回会合を開き、ストを終了するかどうかを決定します。

学校再開は早くても19日となる見通しです。

さらにその後、組合員2万9000人の意見に基づいて合意案受け入れの是非を決めます。

組合のカレン・ルイス委員長によると教員側は、学校の統廃合計画にともなう雇用不安を訴えています。


また、教員の評価に生徒の成績を使い不十分と判定された教員は解雇できるとした制度改革案にも強く反発しています。

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