りんご土、ふかふかな土、りんごの堆肥

 

星野温泉トンボの湯は、秋恒例の催し「りんご湯」で湯船に浮かべたリンゴから作った堆肥を一般の人に無料で配布します。


ごみ減量や再資源化の取り組みと併せ、住民とのつながりを深めるきっかけにしたいと、配布を目指して堆肥化に初めて取り組みました。

星野温泉トンボの湯は2008年から毎年、傷などがあり加工用となるリンゴを東信地方の農家から譲り受け、りんご湯に利用しています。

その後、近隣の牧場に運び、生ごみとして土に戻してきました。

昨秋は、野元勝也さんが生産したリンゴを中心に1200個を農家から譲り受けました。

湯船で使用後に約200個をカットしてコンポストに入れ、落ち葉や培養土、水と一緒に、昨年10月下旬から約5カ月間寝かせてきました。

水を足したり、かき混ぜて空気を含ませたりする作業を繰り返し、「ふかふかな土」が完成しました。

「りんご土」と名付けました。

りんご土を担当したスタッフの田畑奈津子さんは「種などを取り除くのが大変だったが、いい堆肥ができた。一部を次の堆肥作りに使い、息長く続けたい」と話してくれました。


~「りんご土」ができるまで~

毎年行う「りんご湯」では、傷があって市販できないりんごを使用しています。

この秋、その一部に「野元果樹園(長野県小諸市)」のりんごを使用。

昨年10月にトンボの湯のスタッフが収穫のお手伝いをしました。

「りんご湯」終了後、星野エリアの敷地内でりんごの堆肥化に取り組みました。

小さく切ったりんごに落ち葉や培養土を加え、定期的に水分を足したり空気を混ぜたり。

トンボの湯のスタッフが手塩にかけて、「りんご土」がようやく完成しました。

完成したりんご土の一部は、この春、りんご畑に還しました。

~りんご土を無料配布~

たくさんできたりんご土をご希望の方にお分けします。

1袋300g入り。

配布は4月26日からで、なくなり次第終了します。

家庭園芸用にご利用ください。

~持続可能な社会を目指して~ 

近年、SDGs(持続可能な開発目標)について見聞きすることが多くなりました。

SDGsの17の目標のうちの一つ「つくる責任 つかう責任」は、持続可能な消費と生産のパターンを確保することをめざしています。 

りんご土を作る取り組みはこの目標につながるものと考え、これまで星野エリアで取り組んできたゼロエミッションの活動同様に続けていく予定です。

「りんご土の無料配布」

■期間 2021年4月26日 10:00~*なくなり次第終了

■配布場所 星野温泉 トンボの湯 受付

■数量 おひとり3袋まで

■料金 無料

■電話番号 0267-44-3580

■所在地 〒389-0111 長野県北佐久郡軽井沢町長倉2148

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