最前線で新型コロナの治療にあたる医療従事者に昼食提供
佐賀県医療センター好生館の職員に、新型コロナウイルス医療支援募金を活用した昼食の提供が行われました。
佐賀県産の食材を使用した温かいチキン南蛮弁当やステーキ弁当、佐賀牛ハンバーグ弁当が配られました。
職員らは、しばし緊張から解かれ、笑顔で弁当を受け取りました。
最前線で新型コロナの治療にあたる医療従事者を元気づけようと佐賀県などは「コロナと戦う医療にエールを!緊急支援募金」を行い、佐賀県民から多くの善意が寄せられました。
今回の企画は、佐賀県医療センター好生館に贈られた募金の活用案として職員が提案しました。
依頼を受けた九州ケータリング協会が栄養たっぷりの5種類の弁当を用意してくれました。
キッチンカーで1日220食を提供しました。
看護師の野口慶子さんは「久々のイベント気分を味わえた」、佐賀県医療センター好生館職員の真子歩都さんは「すてきな企画。がっつりしたメニューが多くうれしい」、佐藤清治館長は「こういった形で昼食を提供するのはいいアイデア。ワクチン接種が始まるこの週に、職員を元気づけることができたのでは」と話してくれました。
食事を提供した九州ケータリング協会の中島一会長は「病院の中ではあまり見られない笑顔が出ていると聞き、やりがいを感じた。こういった取り組みが佐賀県内で広がればいい」と話しています。