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幸せを呼ぶ青い蜂ブルービー

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福井県自然保護センターの花壇で、希少種の青い蜂「ブルービー」が元気に飛び回っています。

体長約1・5センチ。

青と黒のしま模様が特徴です。


非常におとなしく、間近で見ることができます。

童話「青い鳥」になぞらえ「幸せを呼ぶ青いハチ」としても親しまれています。


ブルービーが好むオミナエシの花が満開となった日は、花の蜜を吸いに頻繁に花壇を訪れ、黄色い花との美しいコントラストを見せています。


福井県自然保護センターの担当者は「定期的に飛来が見られる場所は県内でもまれ。危害を加えない限り襲ってこないが、優しく見守ってほしい」と話しています。

ブルービーは「ナミルリモンハナバチ」というミツバチ科の一種です。

ナミルリモンハナバチは、コシブトハナバチの巣に寄生(労働寄生)し、幼虫は巣の花粉などを横取りして育つめずらしい生態をしています。

産み付けられる卵の数が制限されるために、個体数も一度に多くは増えません。

ナミルリモンハナバチは珍しい昆虫です。



福井県自然保護センター

〒912-0131 福井県大野市南六呂師169-11-2

TEL:0779-67-1655

FAX:0779-67-1656

メール:sizen-ci@pref.fukui.lg.jp