刈谷駅の喫煙所

JR刈谷駅と名鉄刈谷駅の前に刈谷市が設置した喫煙所が愛煙家で混雑しています。

刈谷市は喫煙所を北口に二カ所、南口に一カ所設置しました。

いずれも屋外です。

灰皿とついたては、日本たばこ産業(JT)が寄贈しました。

三カ所とも、ついたて内に入れるのは数人です。

このうち、北口の通路階段下にある喫煙所を平日の午前八時半ごろに訪ねると、通勤途中に一服する会社員らで混雑していました。

ついたての中には5人ほどしか入れず、20~30人が歩道や車道にはみ出していました。


刈谷駅周辺では歩きたばこやポイ捨てが問題となっており、喫煙所設置で分煙が進むと期待されていました。

実際に、ポイ捨ては減ったという声は聞かれますが、喫煙所にあまりに多くの愛煙家が集まるため、周辺を歩く人の受動喫煙が新たな問題になっています。

喫煙者の六十代男性は「行政がここで吸うことを認めている。健康被害というが、喫煙者にとってはストレス軽減になっている」と話しています。

受動喫煙対策に詳しい産業医科大の大和浩教授は「企業でも受動喫煙防止の取り組みが進み、社内の喫煙所は少なくなった。行政が公認した喫煙所には人が集中する。喫煙者であっても、他人の煙を嫌う傾向があるため、喫煙所では、人が広がりがち。喫煙所を置くなら、周囲に煙が流れないよう、四方を高い壁で取り囲む必要がある」と話しています。

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