Oct 13, 2016

能登志賀ころ柿 地理的表示保護制度(GI)登録

能登志賀ころ柿が農林水産省が食品などをブランドとして保護する「地理的表示保護制度(GI)」に登録されました。

地理的表示保護制度(GI)は、産地や製法を定めた農畜産物や加工品の商品価値向上を目指して国が登録する制度で認定されるとシールを得られるほか、類似商品は認められなくなります。

JA志賀によりますと、志賀町志賀地域では江戸時代から干し柿の生産が行われてきました。

糖度の高い「最勝柿」を使った能登志賀ころ柿の栽培が始まったのは1889年。

自然乾燥後に果肉をほぐす「手もみ」や細かな温度管理によってじっくり仕上げることで、柔らかさや甘み、鮮やかな見た目を実現しています。


2015年度の実績では、128人のころ柿部会員が計84ヘクタールで生産。

石川県内を始め、関東や関西に計3万4000箱を出荷しています。

JA志賀の関係者らが東京の農水省で登録証を受け取りました。

新明侃二部会長は「少しずつ生産方法を改良しながら地域に広まってきた。登録されたことはうれしい。今後も後継者不足に対応しながら品質を落とさず量産したい」

中野勝営農部長は「認定を受けたことで、農家所得向上と産地再生につなげたい。“志賀町イコールころ柿の里”というイメージが広まれば。海外向けの輸出にも弾みをつけたい」と話してくれました。

石川県内では能美市、小松市の「加賀丸いも」に続いて2例目です。


登録番号 第20号 能登志賀ころ柿

●特定農林水産物等の区分

第18類 果実加工品類 干柿

●特定農林水産物の生産地

石川県羽咋郡志賀町のうち昭和45年から平成17年までの旧志賀町区域

●登録生産者団体

志賀農業協同組合

●特定農林水産物の特性

原料に糖度が高い最勝(さいしょう)柿を使用し、甘さ、鮮やかな飴色の外観、緻密で柔らかい果肉が特徴の干柿。人手による柿もみ、ゆっくりとした干し上げなど伝統的な製法で作り続けられている。

●地域との結び付き

原料柿の最勝柿は、明治時代、当地において優れた系統を選抜したもの。能登地域の気候は、糖度の高い原料柿の生産や収穫後の干柿加工に適している。

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