ZMedia Purwodadi

イタセンパラ300匹を保護池に放流

Table of Contents
氷見市教育委員会は、国の天然記念物で絶滅危惧種の淡水魚イタセンパラを氷見市惣領に市が整備した保護池に放流しました。

保護池は2014年3月に完成し7月にイタセンパラの産卵に必要な二枚貝のイシガイを放流。

10月に繁殖期を迎えるイタセンパラの産卵を狙い300匹を池に放流しました。


近くのみどり保育園の園児や地元住民ら250人も参加。

横江勇生君は「大きくなーれ、元気に育て」と、声を掛けながら優しく放流しました。

イタセンパラはタナゴの一種で体長は6センチほど。

氷見市内では1958年以降確認されていませんでしたが、1990年の調査で再発見されました。


現在は氷見市の万尾川と仏生寺川、愛知、岐阜県にまたがる木曽川、大阪府の淀川で生息が確認されています。

西尾正輝主任学芸員は「イタセンパラを市民で守っていく意識を高められれば」と話しています。