ぎんなん収穫最盛期 焼いて食べると美味い

富山県南砺市南蟹谷地区で、特産のぎんなんの収穫が最盛期を迎えています。

生産組合の杉浦忠さん方の車庫には、陰干ししたぎんなんが白いじゅうたんのように床一面に並んで出荷を待っています。


石川県境の山間地に位置する南蟹谷地区は、組合の農家50戸が約5000本のイチョウの木を栽培しています。

自然落下したぎんなんを拾って果肉を取り除いた後、3日間ほど陰干しして乾燥させます。

副組合長の飯田滋さんによると、今年は梅雨の少雨や夏場の高温が影響したのか、例年よりやや小粒だそうです。

強風で早熟のまま落下したものも目立つということです。

収穫作業は11月末まで続き、金沢市の市場を中心に昨年より2トンほど少ない10トン余りを出荷します。

飯田滋さんは「南蟹谷のぎんなんは身が引き締まり、焼いて食べるとおいしい」と話してくれました。

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