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芋競べ祭り 850年以上の歴史

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滋賀県蒲生郡日野町中山の野神山で里芋の長さで今年の豊凶を占う芋競べ祭りが営まれました。

地元の集落が東西に分かれ里芋の茎の長さを競い合い、西が長いと実りが豊かになります。

かみしも姿の若者13人が山頂の祭場へ。

カシの木を物差し代わりに、酔っぱらったような足取りで、竹にくくりつけた里芋の長さを測りあいました。

30分ほど競い合った結果、西が東より1センチ長かったため勝利。



近所に住む石山不二於さんは「豊作でよかった。仕事の励みになります」と話してくれました。

芋競べ祭は、日野町中山東・中山西に親から子へ、子から孫へと受け継がれてきた素朴な野神を祀るお祭りです。


850年以上の歴史を誇り、平成3年に国の重要無形民俗文化財に指定されています。