中華飯島(飯島食堂)105年の歴史に幕
1909年(明治42年)に創業し飯島食堂の名で地元住民らに親しまれてきた長野県伊那市坂下の中華飯島が最後の営業日を迎え105年の歴史を閉じました。
この日で最後となる名物のかつ丼を食べようと地元の常連さんや県外のお客さんが長い行列をつくりました。
最終日は、普段より1時間半早い午前10時から営業。
夜の部は予約で埋まり、昼の部の客が朝8時ごろに並び始めました。
客の大半は、名物のかつ丼を注文しました。
酒井稔さんは、伊那市で働いていた同僚の勧めで初めて来店。
ソースの染み込んだ肉が2段に積まれたかつ丼に「味わい深い。もう食べられないと思うと残念」と話してくれました。
昼の部で最後のお客さんが午後3時すぎに店を出ると「これで終わりです。お疲れさまです」と従業員から拍手が起こりました。
「お客さんが来るうちにやめられたら」と中華飯島の3代目主人の飯島敏道さんが2014年春に閉店を決意。
最後の2カ月は、客から手紙や花が次々と届きました。
「無事に最後までやり遂げられてほっとしている。こんな結末を迎えられて不思議な気分」と主人の飯島敏道さん。
「お客さまと従業員のみんなにただただ感謝です」と妻の三子さんは話してくれました。
この日で最後となる名物のかつ丼を食べようと地元の常連さんや県外のお客さんが長い行列をつくりました。
最終日は、普段より1時間半早い午前10時から営業。
夜の部は予約で埋まり、昼の部の客が朝8時ごろに並び始めました。
客の大半は、名物のかつ丼を注文しました。
酒井稔さんは、伊那市で働いていた同僚の勧めで初めて来店。
ソースの染み込んだ肉が2段に積まれたかつ丼に「味わい深い。もう食べられないと思うと残念」と話してくれました。
昼の部で最後のお客さんが午後3時すぎに店を出ると「これで終わりです。お疲れさまです」と従業員から拍手が起こりました。
「お客さんが来るうちにやめられたら」と中華飯島の3代目主人の飯島敏道さんが2014年春に閉店を決意。
最後の2カ月は、客から手紙や花が次々と届きました。
「無事に最後までやり遂げられてほっとしている。こんな結末を迎えられて不思議な気分」と主人の飯島敏道さん。
「お客さまと従業員のみんなにただただ感謝です」と妻の三子さんは話してくれました。