バニラの香りがする夢わかば

吉野園は、埼玉県が登録した新品種夢わかばを使い紅茶の発酵技術で独自に品種改良し、甘いバニラの香りがする緑茶品種の開発に成功しました。

夢わかばの名で販売を開始しました。

世界の茶のトレンドは香りにあるとされ、最近では静岡県の桜の葉、宮崎県のミルクティなどがあり、バニラの香りはこれらに次ぐものです。

吉野園の吉野誠一園主は、2006年に埼玉県茶業試験場が品種登録した「甘いバニラのような香りがする」新品種「夢わかば」に着目。

「若い人に飲んでもらうお茶はこれから、特色のある香りが心をつかむ」と苗木を分けてもらい、茶畑に植えました。

改良を重ね、8年かけてようやく成木に成長し、本格的な生産ができるようになりました。


通常の製茶では普通の緑茶にしか仕上がりませんが、吉野誠一さんは長年培った萎凋技術と呼ばれる、紅茶やウーロン茶の製茶法を用いることで、夢わかばの持つ甘くバニラのような香りを最大限に引き出すことに成功しました。

萎れさせた茶葉を釜いりする製法では、香りを外に飛ばさず、一層バニラの香りが強くなりました。

大量生産できないのが難点だということです。

吉野誠一さんは「最近のお茶はどことなく香りが薄いと全国的にいわれる中、他のお茶とは一線を画す甘い香りのお茶になった。緑茶にも、驚くような香りのお茶があるのはとても楽しい選択肢。緑茶が苦手な子どもたちにも興味を持ってもらえる。秋の夜長にバニラの甘い香りを味わってほしい。」と話しています。

現在は、埼玉県が育種した桜餅の香りがするお茶作りにも取り組んでいます。


夢わかば煎茶は、煎茶75グラム入り税込み1080円(在庫僅か)。

夢わかば釜炒り製法は、50グラム入り税込み1080円(在庫僅か)。


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埼玉で最も新しい品種が夢わかばです(平成18年登録)。

なんと言っても香りに特徴があり、ほのかに湯飲みからほんのりフワっと甘い香りがたちこめます。

このような香りがでる緑茶とはとても可能性を秘めた品種です。

日常使いよりも、趣味のお茶としてお召し上がりください。


吉野園

住所.〒350-1211 埼玉県日高市森戸新田27

TEL.042-989-2243

FAX.042-985-8088

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