塩トマト ぼちぼち農場

8/04/2014
塩トマト栽培に、北海道美幌町の女性農業者2人が今春から取り組んでいます。

収穫は、最盛期に入り、おおむね順調。

本州産の塩トマトの端境期となる夏や秋の出荷が期待されています。

技術指導する美幌みらい農業センターによると、道東では初めての栽培だそうです。

荒木千夏さん、川野美香さんが経営する豊幌のぼちぼち農場。

桃太郎という品種954株をハウス1棟270平方メートルに5月下旬に植え、7月22日から収穫を始めました。

塩トマトは
1、養液に食塩を加える
2、かん水装置でぽたぽたと垂れる程度の少量の水分しか与えない
3根の広がる空間が制限されたポットで栽培する
の三つのストレスを加える栽培法で、食味は塩気を含みつつ甘みが強いということです。

収穫された塩トマトは直径6センチ前後と小ぶりですが、糖度、収量ともまずまずの出来栄え。

町内のスーパや北見、旭川、札幌にも出回り、本州向けギフト販売も行っています。

9月まで出荷する見込みです。

塩トマトは、静岡県や九州、四国で始まった手法で、市場では高級野菜として扱われています。

静岡産は、アメーラのブランド名で知られ、年間約20億円を売り上げています。

北海道内では道立上川農試が2010年から技術開発に取り組み、7~10月ごろの出荷を目指しています。

荒木千夏さん、川野美香さんは、就農6年目。


普通のトマトのほか、アスパラガス、ピーマンなども栽培しています。

美幌は寒暖差が激しいため、今年初挑戦の塩トマト栽培では、給水の時間や量の調整に毎日気を使います。

荒木千夏さんは「兵庫の料理屋にも納品、おいしいと評価されうれしい」。

川野美香さんは「養液の管理が大変だが、ぜひ需要の拡大を図りたい」と話してくれました。

塩トマトは、養液に食塩を混ぜるなどのストレスを与えることで糖度を高めます。
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