防災献立給食、水、火、皿を使わない

佐賀県伊万里市立の全小中学校と幼稚園計26カ所で給食にパンや乾パン、ゼリーなどの防災献立が出され、子どもたちは防災への意識を新たにしました。

伊万里市では、毎年災害が発生しやすい梅雨時期に合わせ、避難所での生活を想定した水や火、皿を使わない給食を提供しています。

山代東小学校では、6年生32人が普段の米飯とは違う給食に少し戸惑い気味。

中野大和君は「乾パンはあまり味がない。いつもの給食の方がいいなあ」と一言。


伊万里市市教委学校給食センターの前田文博所長は「災害時に被害を最小限に食い止めるには、日ごろから意識を高めることが大切。子どもたちが家で給食のことを話題にし、家族で防災を考えるきっかけにしてほしい」と話していました。

献立は、ミルクパン、牛乳、乾パン、イチゴジャム、お魚アーモンド、みかんゼリー。

毎年7月9日は、『市民防災の日』です。

これは、昭和42年7月9日に伊万里市で発生した大水害を風化させることなく、地域や家庭などにおいて防災意識を高め、伊万里市と伊万里市民全体で対策を行っていく ことを目的に定められています。

これに合わせ、平成21年度から学校給食においても「防災献立」を実施しています。

災害時を想定した「水や火を使用しない給食」を食べることにより防災意識の向上を図るとともに、食の大切さを学んでほしいと願っています。

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