岐阜県就農支援センター、ポット耕

トマト農家の担い手を養成する岐阜県就農支援センター(岐阜県海津市海津町平原1165)の開所式と入所式が行われました。

高齢化や後継者不足などの課題を抱える農業の担い手不足解消に向けた取り組みが始まりました。

岐阜県が掲げる今後3年間で新規就農者を千人増やす「担い手育成プロジェクト1000」の一環。

旧県農業技術センター南濃試験地を活用し、温室ハウス2棟などを整備しました。

初年度の研修生は、市川征樹さん、伊藤智隆さん、尾畑雄一さん、田家一衡さんの4人。

研修は、16日から始まり、期間は1年。

岐阜県農業技術センターが開発し、高い収量性を誇る「トマト独立ポット耕栽培システム」を使った冬春トマト栽培を習得します。


テープカットした一人の古田肇知事は、研修生に剪定ばさみを贈呈。

「来年、研修の成果として自慢のトマトを味わうのが楽しみ。岐阜県を代表するモデルセンターとして機能してほしい」と話しました。

4人はいずれも、修了後に就農を志しています。

「生涯トマト農家として活躍したい」「自立できるようがむしゃらに頑張る」と抱負を語っています。


トマト独立ポット耕栽培システムとは

特徴

岐阜県農業技術センターが開発した技術です。

独立したポットで、養液栽培(制御装置による自動給液)によりトマトを生産します。

高収量のため、経営の安定化を図ることができます。収穫量:30t/10a(通常の土耕栽培の平均は約 20t/10a)

栽培方法がマニュアル化されていて、栽培技術の習得が容易です。

独立ポットのため、土壌消毒の必要がなく、肥料の流出が少ないなど環境に優しい。

病害が発生した場合も、ポットが独立しているため、病害の拡大を防ぐことができます。

収穫位置が高くなり、作業姿勢に無理がありません。

お問い合わせ

岐阜県 農政部 農業経営課

就農支援係(岐阜県庁内):TEL 058-272-8421  FAX 058-278-2686

就農研修係(就農支援センター内):TEL0584-53-0175 

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