熱中症予防シートで対策を

昨夏、熱中症による死者が9人を数えた東京と世田谷区は、表示される室温に応じて注意を促す「熱中症予防シート」を作成しました。

9人はいずれもエアコンを使用していない室内で発見されたため、室内の対策に力を入れます。

熱中症予防シートの大きさはB5判。

室温を示す液晶温度計の下に、「注意」から「危険」の表示を入れ、熱中症への警戒度が分かります。

症状や予防法も記載。

民生委員やあんしんすこやかセンター(地域包括支援センター)職員が、高齢者だけで暮らす世帯を訪問する際に手渡している。

東京消防庁などによると、昨年7~9月に、世田谷区内で熱中症のため救急搬送されたのは前年同期比120人増の416人。

7割を超す296人が室内からでした。

亡くなった9人のうち、7人が70歳以上でした。

エアコンが効き給水もできる区内230カ所の公共施設や公衆浴場といった「お休み処」を紹介する「せたがや涼風マップ」の配布も一昨年、昨年に続き継続します。


熱中症予防シートの配布

昨年は、熱中症による救急搬送者の約7割の方が、室内で発見され搬送されているため、室内での熱中症対策として、室内の見やすい場所に貼って室温上昇に気をつけていただくために、液晶温度計の付いた「熱中症予防シート」を配布します。

配布方法

(1)5月下旬から、民生委員による「ふれあい訪問」などの際に、涼風マップと一緒に直接手渡します。

(2)6月上旬から、あんしんすこやかセンター、区ケースワーカー職員等が訪問時に、一人暮らしや孤立の恐れのある高齢者世帯を中心に配布します。


熱中症予防「お休み処」の設置(7月~9月)

公共施設等の入口などに水やイスを用意し、休憩と水分補給をしていただけるよう、熱中症予防「お休み処」を、7月から開設します。

設置予定施設(約230か所)

・区役所、総合支所庁舎、出張所・まちづくりセンター、区民センター、地区会館、高齢者施設、教育センターなど

・調剤薬局、商店街のまちのステーション、ファーマーズマーケット、公衆浴場、接骨院など

せたがや涼風マップ(地域別)の配布

節電を意識しながら熱中症を予防していただくため、高齢者や乳幼児のいる保護者の皆さんが集い、涼みながら気軽に参加できるイベントや、熱中症予防「お休み処」の場所、熱中症予防のポイントや注意事項などの情報を盛り込んだ地域別の携帯マップ「せたがや涼風マップ」を配布します。

 配布方法

(1)民生委員のふれあい訪問時に「熱中症予防シート」と一緒に配布します。

(2)あんしんすこやかセンター、出張所・まちづくりセンター等、区施設やお休み処で、6月中旬から配布します。

お問い合わせ先

健康企画課

電話番号 03-5432-2432

ファクシミリ 03-5432-3022

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