オカーゴ(トゥクトゥク)でお花見

長野県佐久市塚原の老人保健施設シルバーポートつかばらの利用者12人が、佐久商工会議所が観光用に開発した電気自動車「オカーゴ」でハナモモの花見をしました。

佐久市内山の滑津川沿いに約70本がピンクと白の花を咲かせる約500メートルの農道を、4人乗りのオカーゴがお年寄りや付き添いの職員を交代で乗せ、時速10キロ程度でのんびりと往復しました。

ハナモモがある場所は、市内老健施設が利用者を連れてくる花見スポットですが、マイクロバスなど車中から眺める場合が多いそうです。

今回、シルバーポート側が「利用者に、春の風も感じながら花を見てもらいたい」と佐久商議所にオカーゴの利用を依頼しました。

オカーゴは、タイの三輪自動車「トゥクトゥク」を佐久商工会議所の佐久ものづくり研究会のチームに参加する地元6社が改造し、昨年3月に完成させました。


オカーゴに乗った中沢侑子さんは「とても花がきれいに見えた。(バスの中からに比べて)風情があっていいですね」と話してくれました。

乗車後、沿道の小屋で佐久ものづくり研究会開発の調理器で作った温泉卵や郷土料理として佐久商議所が売り出し中の「煮こじ蕎麦」が振る舞われました。




オカーゴ(OCARGO)は、リチウムイオン電池を搭載した、地域観光用の電気自動車です。

タイで市民の足として活躍している三輪自動車・トゥクトゥクの愛らしさに着目し、これを電気自動車に改造しました。

地元の中山道観光観光の移動手段として活用することで、スローツーリズムの構築を目指しています。

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