ガザミ底引き網漁

岡山県の笠岡、浅口市沖でガザミ(ワタリガニ)の底引き網漁が本格化しています。

網を引き上げると生きのよい冬の味覚が次々と姿を見せています。

寒さが厳しくなるにつれ旬を迎えます。

笠岡市沖で操業する大島美の浜漁協組合員の高森宏さんは、早朝から漁に。

約30分網を引くと、エビなどと一緒に甲羅の幅13〜20センチのガザミが5、6匹かかりました。

多い日には、1日で100匹ほど捕れるということです。

「寒くなると身が引き締まってさらに甘みが増す。卵を持った雌は格別」と高森宏さん。

岡山県水産課によると、2011年の岡山県内のガザミ類漁獲量は、全国6位の145トン。

このうち半数を超える76トンが笠岡、浅口市沖で水揚げされました。


今季は「漁獲量、品質ともにまずまず」と各漁協。

笠岡魚市場(笠岡市笠岡)では、卸値1キロ千〜3千円で取引されています。


岡山県のガザミ全国トップクラスのガザミ漁獲量を誇っています。

岡山県内では、西部での漁獲が多く、旧寄島町では「町の魚」に指定されていました。

一番下の足がひれのようになっており、泳ぎながら広範囲に移動するため、「ワタリガニ」とも呼ばれています。

漁業者は資源保護のために、外側に卵を持ったメスガザミは再放流したり、漁獲の解禁日を決めるなどの取り組みを行っています。

水温の高い時期は脱皮を行うため身が痩せており、冬場の方が身が詰まっておいしいです。

おいしい食べ方 塩ゆで、蒸しガザミ、酢の物、みそ汁。

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