ホシエイ飼育日数一万日突破!

国内最長飼育記録を更新している志摩市阿児町神明の水族館「志摩マリンランド」のホシエイが九月三十日、飼育日数一万日目を迎えました。

マンボウと同じ水槽で優雅に泳ぐホシエイの体長を飼育員らが二年ぶりに計測しました。

志摩マリンランドで飼育するホシエイは雌で、昭和61年5月15日に志摩市大王町波切の定置網で採捕されました。

入館当時は、体長約一メートルで、推定年齢は2~3歳。

アカエイ科のホシエイは、一般的に体盤幅と呼ばれる横幅は約180センチといわれていますが、志摩マリンランドが飼育25年を迎えた平成23年に計測したところ、二メートルを超えていました。

飼育員らがロープを持って水槽に入り、ホシエイに添うように泳ぎながら計測したところ、2年前と同じ体盤幅で、さらに尾までの全長も285センチと前回の計測と変わりませんでした。

ホシエイは、一日にアジやイカなどを一キロほど食べ体調も良好です。


志摩マリンランドでは「三十年ぐらいは生きていると考えられる。体調も良いので、長生きして飼育記録をもっと伸ばしてほしい」と話しています。

マンボウ水槽で飼育中の大きなホシエイは、1986(昭61)年5月15日に、志摩半島の波切沖の定置網で捕獲され当館に入館した個体で、2011(H23)年5月15日で、飼育25年を迎えました。

ホシエイの飼育期間が25年を越えるのは日本最長記録です。


大きさも日本一かな??

ホシエイは、大きくなるエイで、図鑑などでは体盤幅(体幅)180㎝程度、全長1~2mなどとされていますが、当館のホシエイは現在、全長285㎝・体盤幅204㎝で、大きさも最大級です。

ホシエイは、マンボウと共に元気に水槽の中を泳いだり、時には水槽底でじっと休んだりしていますが、観覧のお客様からはその大きさに「わぁ、大きい!!」と感嘆の声が上がります。

また、飼育係の中には「このエイが入った時、僕はまだ生まれていませんでした」と言う若い職員もいるほどです。

このエイは体調も良く、ぜひ記録更新を続けていってほしいものです。

入 館=1986(S.61).5.15

採捕地=志摩市大王町波切沖の定置網

大きさ=全長 285㎝/体盤長(体長) 205㎝ 体盤幅(体幅) 204㎝/体重 未測定(2011.5現在)〔入館時:全長 約1m〕

性別= メス

飼育水温=20℃

餌=アジ・イカ など

志摩マリンランド

〒517-0502 三重県志摩市阿児町神明賢島

TEL 0599-43-1225

FAX 0599-43-1224

営業時間〈年中無休〉午前9時~午後5時(7・8月は午後5時30分まで)

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