うどん熱交換機で15万円の節約

CNT(排水処理設備メーカー)は、うどん店向けに、うどんのゆで汁の余熱を使ってゆで釜の差し水を温める熱交換機を開発しました。

差し水を加熱する燃料費を節約できるほか、熱交換でゆで汁の温度を下げることで排水時の環境負荷の低減につなげます。

うどん店がうどんをゆでる際には、ゆで釜の中で温度にむらが出ないよう給湯器などで温めた差し水を使うのが一般的です。

一方、ゆで汁は、高温のまま河川や下水道に排水されるケースが多く、環境への負担が指摘されています。

排水処理槽を設置する店でも高温のゆで汁が流入すると処理槽の機能低下につながるということです。

CNTが開発した熱交換機は、ゆで釜から装置内のタンクに熱いゆで汁を引き入れ、タンクの中のコイル状の配管に差し水を通して、ゆで汁の熱で差し水を温める仕組み。

熱交換で、差し水は、約45度まで温まり、ゆで汁は、約40度に冷ますことができます。


CNTによると、1日1千リットルの差し水を使ううどん店で年間約15万円の燃料費の節約が可能になります。

装置は、小規模店舗でも設置できるよう、縦45センチ、横55センチ、高さ40センチと小型化。

価格は、25万円。

初年度に10台程度の販売を目指します。

CNTは「自社の処理槽とセットでうどん店に売り込むほか、生産量の多い製麺業者にも販路を広げていきたい」としています。


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